マレーネ・カーンが爆死していた件

(私の姉はザビ家に尽くし、宇宙の果てで死んでいった。しかし私は死ぬものか。
新しい血をザビ家に加え、必ずや復活してみせてやる。ネオ・ザビ・ファミリーよ)


『機動戦士ガンダムZZ』32話「塩の湖を越えて」でハマーンがこのように語っている。

『ガンダムZZ』のラスボスたるハマーン・カーン。その動機には、ザビ家を好いていないというのが根底にある。ハマーンは姉のようになりたくはないのだ。
だからハマーンはザビ家の名前だけ利用して、自分好みのジオンを作ろうとしているのである。44話でもザビ家を利用して見返してやりたいという本心をジュドーにぶっちゃけている。
ハマーン・カーンのこういう立場は、セリフ量としては大したことはないが、アニメでもはっきり描写されているもので、そんなにわかりにくい話ではないと思うのだが…
『ZZ』をちゃんと見てれば、という条件はつくが…

さて『ZZ』32話で言及されているハマーンの姉だが、アニメ中で言及があるのはここだけだ。名前も含めてどんな人物だったのかは定かでないが、アニメの説明だとハマーンと対照的にザビ家に忠実な人物だったようである。
その姉に「マレーネ」という名前がついたのは『C.D.A. 若き彗星の肖像』の8巻らしい。マハラジャ・カーンは娘マレーネをドズルの側室に捧げて権力を得たと発言する。
これに詳しい説明が追加されたのは11巻。0059年生まれのマレーネが16のとき(つまり0075年のようだが)、そこでドズルに見初められたマレーネは侍女という名目でドズルのもとに行き、側室同然の扱いを受けたという。
8巻では「側室に捧げた」と言っていたが、実際はドズル側からのアプローチだった。
微妙な立場にいたマハラジャは、結果的にこのことでドズルから配慮されるようになって、アクシズを任せられる。
アクシズに単身赴任していたマハラジャは、娘たちを79年3月の時点で呼びよせるが、一年戦争終結後にアクシズに到着したのはハマーンと妹のセラーナだけであった。
マレーネは停戦間際までドズルのもとに残ったため帰還が遅れていた。そして遅れてアクシズに来たゼナから、マレーネがアクシズ到着直前に亡くなったことが伝えられた…

……いや、言いたいことはある。
まずパラレル作品の『THE ORIGIN』の描写を引き合いに出すまでもなく、ドズルってそんなキャラだったかという違和感だ。
そしてもう一つ、このマレーネ登場シーンはマハラジャの複雑な心境にはつながるが、ハマーンが姉の件でザビ家を好いてないという話につながる描写が全くされていない。あるのはドズルへの風評被害だけである。
「ハマーンの姉」はハマーン・カーン自身の動機に関わるキャラクターではなかったのか?
それとマレーネの話8巻まで全然出てこないけど、これ途中で思いついて足してない?
まあ、この漫画のハマーンも結局アニメ版のハマーンになった気がしないまま終わり、漫画自体も続編で完全なパラレルワールドに突っ込んでいくわけであるが…

CDAが突然この設定を出してきたわけではない。この設定には元ネタがある。富野由悠季の小説版『機動戦士Zガンダム』である。
だがその話をする前に、小説版『機動戦士Zガンダム』の扱いについて注意をしなければならない。
小説版『機動戦士ガンダム』と違い、『Zガンダム』はアニメとだいたい同じストーリーになっており、執筆時期もアニメ放送とかぶっている。そのため、「原作者がどんな設定を考えてアニメを作っていたか」という背景を知る副読本として機能しているのである。
しかしストーリーの順序が違ったり、微妙にパラレルな部分もある。
それにしても、この小説の中身は公式サイドにも読者サイドにもあまり読まれていないように感じる。電子化もされており、プレミアがついたこともおそらく一度もないメジャーな本なのだけど。
バスク・オムやアポリー、ロベルトについては小説を無視する設定が定着しているし、「ジェリドがなんでバウンド・ドックに乗ってるの?」という疑問の回答も小説にあるのだが、ほとんど知られていなかった。
まあそうした知名度はともかく、あくまで小説は小説であり、アニメの公式設定としての効力はないのだ。当然。
でも作者としてパラレルと割り切りきれてない小説でもあるため、背景を知る副読本としては現在も価値のある本だ。

以上を前提として話すが、ハマーンの姉についてもこの小説版にある。
該当部分は5巻PART5。スニーカー文庫版なら94ページから。
バイオリンの稽古をしているミネバを見て、ハマーンが過去を思い出している。

>ハマーンには、ザビ家に対しての深い思いがあった。
>彼女の姉が、ドズルの愛妾だったのである。
>ハマーンの姉は、体が丈夫ではなかった。ザビ家崩壊の寸前に地球圏を逃亡した時、ハマーンは、姉がドズルの言いなりになって地球圏を脱出するのを引き止めもした。
>しかし、姉は言ったものだ。
>「一度の愛に身を沈めるのが古風というのも分かるが、女にはもともとそれができると思っています。それに、もう人の愛憎でイライラと神経を擦り減らすようなことはしたくない……」
>それが、姉の地球圏脱出の理由だった。
>ハマーンは、その姉を嫌った。
>が、シャアという狡猾に見える男が気になって、共に地球圏を脱出したのである。
>アステロイド・ベルトに辿りつく前に姉は死に、ハマーンは、姉に代わってミネバの周辺の面倒を見るようになったのである。
>情が移れば、後はアクシズの中で主権を取るように動いたのがハマーンである。


ハマーンの姉はドズルの愛妾である。
そこはCDAでも同じだが、違うのはハマーンがこの時点でザビ家についていった姉に反発していたことだ。ハマーンは姉の件でザビ家を疎んでいるわけだが、それは原因のひとつに過ぎず、12歳だか13歳だかの時点で既にそんなに好きでないということも小説から読み取れる。
シャアのことも知っており、しかし好意とは違う妙な引っ掛かりが見える。
というか、このページの記述全体が、CDAにまるで反映されていないことがよくわかる。たった1ページの記述なのに何もかも違いすぎる。
やっぱりCDAは小説をちゃんと読んでないか、さもなきゃマレーネを後から足したという疑念が深まる…

ていうか、これってゼナなのでは?
ドズルの「愛妾」って小説に書いてあるけど、これって作者的には正妻のゼナのつもりなんじゃねという話もある。
だってこのハマーンの回想部分に、ゼナの話が全く出てこないんだもの…
正妻に代わり妾がミネバの世話をして、妹のハマーンがその跡を継ぐという話がおかしいわけじゃないが、まず実母のゼナはどこ行ってたのよ。ここでゼナについて何の話も出てこないのも不自然だ。
またゼナと「姉」はふたりとも同じ方面に逃れ、似たような時期に亡くなっていることになる。作り手側の気持ちで考えた場合、裏設定とはいえ似たような人物を増やす必要があったように思えない。ゼナの妹でいいじゃん。
この「姉」がゼナなのだとしたら、上記のような違和感は解消されるし、そうだとすればマレーネはもともと存在しなかったところに、観測者のミスで分裂して増えたキャラクターということになるが…

「ハマーンの姉はゼナだった」疑惑については、当サイト以外でもちらほらそういう声はある。後述するが、CDAの設定担当の岡崎昭行氏自身がこの疑惑に触れている。
だけど、疑惑を確信させるソースを僕は持っていない。ドズルがゼナと籍入れてなかったのかもしれないけど、だからって「愛妾」って表現するのは変だし、やっぱり姉とゼナは別人のつもりで書いてたかもしれない。
オリジンドズルは違ったけど、別にアニメのドズルさん聖人じゃないし、名瀬さんみたいに奥さん何人かいたっていいんじゃねってのはあるので、この記事では「原案はゼナのつもりだったのでは」という疑惑は提示するものの、断定はしないことにする。
聞けるなら小説の作者に聞いてみてください。

問題なのは、マレーネが出現したことではなく、「ハマーンの姉」がミネバの面倒を見る立場にあったことや、ハマーンがそんな姉に反発していたことが、マレーネ・カーン登場以降の設定では全く見過ごされていることだ。CDAではマレーネがゼナより先に亡くなったことになっており、しかもハマーン自身はミネバの面倒を見ている描写がろくにない…
小説は公式設定ではない。それは知ってる。
だけど小説の、いやアニメも含むハマーンの心理描写を全部すっとばして、ドズルに妾がいたってゴシップ部分だけ小説設定を採用するってのはありなのか?
ありえないと思う。
小説の描写を尊重する気がないのなら、ドズルの妾という設定自体も回収する必要はなかったでしょう?
ハマーンの姉の小説設定など拾わず、アニメで言われる「ハマーンの姉」のままで十分だった
小説にも全体で1ページしかない「ハマーンの姉」の描写から、特にセンセーショナルな部分だけ拾い出し、残りの部分も拾えただろうに狙ったのかというくらい完全に無視している。これは文字通りゴシップ誌的な抜き出しだ。
まとめブログ的と言ってもいい。ドズル・ザビに妾がいた件www
しかも富野自身のオフィシャル設定wwwww

ミネバのことも書いておく。ハマーンはザビ家自体は嫌いだが、ミネバへの忠誠心は本物である。わかりやすいところだと、ハマーンは心の声でもミネバに対し敬語を使っている。
ミネバを偏見の塊のように育てたというのは、3歳くらいまでのミネバしか知らないグラサン側の言い分であり、その指摘が全て間違いというわけではないが、ハマーン自身はミネバに強い思い入れがあってこういう仕事をやっている。
これもアニメで十分描写されてたと思うのだが…

小説でもその描写はしっかりしている。まずハマーンがミネバを担ぎ上げた始まりも前述部分にあるように、もとからハマーンがそういう立場にいたからである。
前線で忙しいハマーンだが、ミネバを侍女にまかせっきりにせずに、自分自身もよく世話をするし、ミネバもそんなハマーンに対し侍女を使いフルーツを持って行かせたり、顔色の悪いハマーンに対する気遣いの言葉を発したりする。そうやってハマーンを感動させつつも「指揮官は、ドッシリと構えていなくては、兵が不安がる。心しろ」とドズルの血を感じるセリフでドキリとさせてみたりして、ミネバが生まれつきこんなんであるということが書いてある。
ハマーンはそんなミネバのことが大好きだし、ミネバもハマーンのことが大好きなのだ。
このふたりの絆は相当強い。少なくとも小説版書いてる時点ではそういう設定だった。

『ガンダムZZ』じゃ違うかもしれないという話もする。姉の件での恨みがあるハマーンが、ザビ家の名前だけ使った嫌がらせをするには、むしろ偽物ミネバのほうが都合がいいと考えられる。
本物がいなくなったから、ザビ家嫌い成分だけ残ったハマーンになったとも考えられるし、メタ的に言うならZZ放送決定のゴタゴタの影響で、本来のミネバを好きな設定が薄まっていったと見ることもできるだろう。
新訳はミネバの好感度が高いままエンドだから、ザビ家本体への恨みは薄れ、自分から身を引いてミネバを送り出したとも解釈できるな。

TV版『Zガンダム』で見られる描写だけでもハマーンは決してミネバをただ自分のために利用していたわけではないのだが――いや、『ZZ』の影武者ミネバさえも決してぞんざいな扱いはしていなかったように見えるが――
なんかCDA以降のミネバとハマーンの関係はうっすいよなあ。
いや、カイレポ以降かな…
ザビ家嫌い要素がないがしろにされ、でもミネバ自体には大した思い入れがないハマーン像というのは、アニメでも描写されていた姿とほとんど真逆ではないだろうか。

マレーネ・カーンについて言及のある漫画が他にもある。
『カイ・シデンのレポート』2巻、ラコックからカイが話を聞くシーンで、ハマーンたちの話をしている。ここで登場するマハラジャ・カーンや若ハマーンのデザインはCDA準拠なのだが、その心情描写は割り切ってCDAに合わせてない。
ことぶき先生のコメント
>結果的にハマーンがザビ家に対して抱いている感情表現は『CDA』とはかなり違う解釈になりましたね。
ただし、マレーネ自身の説明についてはCDA8巻と同じになっている。発表順だとCDA8巻、カイレポ2巻、CDA11巻の順だ。

ミネバの扱いでアクシズと揉めて地球に追いやられ戻ってきたラコックは、ハマーンにミネバの扱いについての嘆願書を出したという。新訳のオチにつながる話なわけであるが、ここでマレーネについても触れている。
ここではCDA8巻と同様、マハラジャ・カーンのほうがマレーネをドズルの側室に出したという説明になっている。違うのはその後で、マレーネのことが原因でハマーンはザビ家への忠誠心が薄れ怨みに近い感情を抱いた、正室の娘であるミネバにも歪んだ感情を抱いていた、ということになってる。
これも小説に準拠していない解釈である点はCDAと同じだが、ザビ家憎しの部分には触れていて、『ガンダムZZ』にあった説明とは合ってるようには見えるな…この漫画は新訳ルートだけど。

一応、これらはあくまでラコックの主観であるという指摘も担当が述べている。「ただ解釈の違いという指摘だと寂しいですがね。」とも言いつつ。
そしてCDA11巻で実はマレーネにはドズルから言い寄ってきたことになってるわけであるが。
ドズルさんの描写は北爪先生のせいなんでしょうな

CDAでは設定担当としてクレジットされ、カイレポに関わってるかは知らないがたぶん関わってるだろう岡崎昭行氏の見解はどうか。
たぶんCDAにセラーナ・カーンとか出させたのこの人だろうし、マレーネの登場にも関与した可能性は大だ。

『データガンダム』宇宙世紀編IIより、「ハマーン・カーン」。初出はガンダムエース2001年2月号で、CDA連載開始より前だ。
・姉はドズル・ザビの愛妾。
・ハマーンの父と姉はアステロイド・ベルトへの脱出を決意。
・ハマーンは身体の弱い姉に地球圏に残るよう説得するが、聞き入れられず。
・ハマーンは地球圏を脱出するシャアに興味を持ち、脱出を決める。
・姉はアステロイド・ベルトへ到達する前に亡くなる。
・ゼナ親子の世話役はハマーンが引き継いだ。

ちゃんと小説に準拠して書いていた!
もちろん小説版にしかなかった設定を平然と書くのはどうかという前提は別として。

ザビ家嫌いについても触れており、これは『ZZ』の時点でハマーンの思想が変わったという解釈を取っている。そういう解釈もありだと思います。小説の説明と致命的にズレるわけでもない。
でもそれに至る前に、
・ハマーンはシャアに説得されてミネバを預けたらしい。
そしてザビ家再興からザビ家を見返すことに目的が変化していたのだ――
いやいや。そんな話聞いたことないぞ。やっぱりおかしいぞこの人の説明。
実はZZハマーンはシャアの言いなりで動いてたとでも言うか?
・「ハマーンの目論見通り」ザビ家再興派がグレミーを指導者に反乱を起こす。
そしてネオ・ジオンの戦力を「消耗させてしまう」――
わざと反乱を起こさせた?反乱から自分の戦死まで、どこまでハマーンの目論見のつもりで岡崎さんは書いてるんだ?
・ハマーンの初恋の相手はドズル。
いやいやいや。
このページのハマーン像に元ネタあるのか?それともこれも岡崎昭行氏の勘違いが入ってるやつなのか?
(僕は小説版ZZ読んでないのでそこかもしれないけど…)

家族についても114ページの欄外にも書いてある。マハラジャがザビ家に心酔していたというCDA以降と矛盾する説明はともかく、
・長女の名称は確認されていないが、一説には「ゼナ・ザビ」。
2001年の時点で名前がなかった姉。それはゼナだった疑惑をこの本でも書いているのだ。
※単行本(2010年)で中途半端に加筆したようで、確認されていないと言いつつマレーネという名前も同じページに書いてある。

なぜ岡崎氏はゼナと別人と解釈したか。
>しかし、ゼナ・ザビと彼女の死亡時期が異なるため、今回は別人と解釈している。
このように書いている。
「ハマーンの姉」をゼナと明確に分離したのはこの「データガンダム」が最初だったように見える。しかし、この時点ではそれを正解と断定せず、再融合も考えていたようである。
さんざん小説の描写を無視してるんだから、アクシズに着く前に死んだか着いてから死んだかなんて些細な差だと思うんだけど、確実に分離させるつもりがなかったということを鑑みれば、こだわるほどの話でもないかもしれない。
気になる点は多々あれど、設定担当の岡崎昭行氏は小説をちゃんと読んで書いていることがわかった。
それが漫画に反映されてないのは、この内容を北爪先生やことぶき先生にちゃんと伝えきれてないのか、伝えたものの北爪が都合のいいところだけ持って行きやがったのか、それは定かでない。
ますますこの人のやったことがわからなくなってきた。設定協力ってどういう仕事する人なんだろう。

そしてマレーネが登場する最新作。
『機動戦士ガンダムMSV‐R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ』だ。

マレーネはシン・マツナガと戦って爆死した。
いやいやいや。
身体弱いから死んだんじゃなかったの?!

ちゃんと説明する。マレーネお姉ちゃんはドズル閣下のことが大好きだった。しかし性格イケメンなドズルさんは奥さんを愛しており、マレーネの気持ちを尊重してるけどデギン親父からの圧力で妾にしただけで、奥さんとして扱うことができないでいたのだ。
この説明ならドズル閣下への風評被害も解消されて完璧だッ!
んで、マレーネはドズルを守れなかったシンの野郎が許せなかったので突如ニュータイプに覚醒、アクシズに逃げようとしたシンにサイコビグザム(仮)で襲い掛かり返り討ちにあって死んだ。
……ドズルの風評被害を解消した結果、マレーネがちょっとオモロいことになってませんか?

そもそも風評被害を生み出したのはCDAであり、マレーネの存在そのものである。
もともとそういう設定があると言われつつ、その実は誰が生み出したキャラクターかもわからないマレーネ。生み出したのは漫画家の北爪宏幸なのか設定の岡崎昭行なのか、それとも富野であってるのか。
そんなマレーネはCDAで実体化したものの、ドズルのイメージダウンに貢献しただけで本人は大して掘り下げられたわけでもなく、シン・マツナガなんてキャラクターの漫画で初めてまともに描写されたかと思ったら風評被害を解消しつつ辻褄合わせのように爆死。
だからって北爪漫画に合わせてもいないぞ。死亡時期だけ辻褄を合わせつつ、好色なドズルさんという誰も喜ばない存在は黒歴史に抹消だ。
北爪ドズルがオリジンドズルと全然イメージ合わないのは事実だが、マレーネを愛してるという部分はちゃんとしてたし、CDAではマレーネとゼナとハマーンの関係も良好に描写されていた。
そこぶっ壊して、ドズルの風評を消し飛ばすサイコビグザムの登場だ。ゼナ許すまじ、マツナガ殺すべし。
そこまで変えるなら妾設定も死亡時期も変えちゃっていいんじゃね?マレーネ自体いなかったことにしてもいいんじゃね?
これって誰の何のためのキャラクターだったんだ。誰に対する辻褄合わせなんだ。

「マレーネが爆死だった件」、CDAとは説明が合わないがカイレポあたりの説明と矛盾してるわけではない。
小説とはどう見ても矛盾してるが、別に小説は公式設定じゃないしな…CDAもパラレルみたいなもんだしな…
「ザビ家に尽くし、宇宙の果てで死んでいった」というアニメの説明とも矛盾は…してない…たぶん…
ドズル・ザビが好きすぎるあまり特に宇宙の何があるわけでもない宙域で爆死したヤンデレお姉ちゃんでも「ザビ家に尽くして宇宙の果てで死んだ」ことに変わりはないもんな…
ものすごく言葉のあやというか、箇条書きマジック的というか、あまりにも印象が違う気がするが、決定的なムジュンは見当たらない…完璧だ…
ハマーンの動機に全然絡んでこないのは今に始まったことじゃないし…

マツナガの漫画については、オーレリアというキャラクターは結構いい感じにできていたのでもったいねえなあと。
この漫画の問題が何かというと、個人的意見だとマツナガに魅力がなかった。既に決まっている歴史通りマツナガは大して活躍することができないため、強いはずなのに歴史の裏の部分でひたすら苦戦しながらギリギリ負けなかったみたいな戦いをしてる。
その流れにあって、突如ラスボスとして出現するヤンデレマレーネという超展開が割と面白いのがまた問題だった。この漫画はそんなもんが描きたかったんだろうか…

大好きなお姉ちゃんの仇はザビ家じゃなくマツナガだったことになったので、「ザビ家に尽くした姉を殺したヒゲは生きてたかと思ったら変な色のZガンダムに乗って爆死した!ざまぁwww」くらいのことをハマーンさんはそのうち言ってあげてほしいと思った話。
[ 2017/08/06 22:19 ] ガンダム | TB(0) | CM(0)

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