建機バーザムの新設定、バーザム年表、スーパーバーザム談義ほか

2007年の発表以来、長らくまともな設定の公開されていなかった建機バーザムだったが、9年目の2016年5月にとうとう設定が公開された。

A.O.Z Re-boot Vol.23 RMS-154 バーザム
A.O.Z Re-boot Vol.24 RMS-154 バーザム その2
複雑すぎるわ!

バーザムについて、既存設定としては、以下のようなものが挙げられる。

・ティターンズ主力機。
・ニューギニア基地開発。
・一般兵用。
・構造が独特。
・ガンダムMk-IIをベースにした簡易量産機。
・けどティターンズ系技術者に設計変更されている。(MK-IIの技術者と違うのか?)
・既存MSの武器を使える。
・生産性に優れる。
・性能に目立った特徴が無い。
・本格的な量産機ではない。

主力機という設定と、本格的な量産がされてないという設定の両方あるのは何なんだという感じだが、こういった設定は資料によって適当に取捨選択されてきており、AOZといえど全部拾うつもりはないのだろうと僕は考えていた。
だが今回新たに明かされた「リブート建機バーザム」の設定は、上記のような設定を否定することなく、一見矛盾しているものも含めて多くを拾いあげるものであった。
特にMk-II設定に注意を奪われるあまり、各方面のバーザム研究者がほとんど注目していなかった設定についても取り上げ、新たに解釈しなおしている。

既に古くなった記述も含まれている前回の記事「まとまりのないバーザム情報集」だが、今回「リブート建機バーザム」で幾つか判明したことがあるのでひとつひとつ検証してみたいと思う。
以前の記事で書いたが、AOZバーザムはデザイン面でガンダムMk-IIとの関係を残していたようである。
で、
系譜(誤)
だいたいこのような系譜を考えていたのだが、こういう系譜が今後明確になるわけでもないだろうと思っていた。


今回明らかになった系譜はこうだ。
系譜(正)
「AOZバーザム」はガンダムMk-IIをベースにした量産機だった。ヘイズル時代はジムクゥエルでできていたパーツがガンダムMk-IIに置き換わったものがバーザムということである。

今回の設定はこれ以外にも新事実が多くあるため、ひとつひとつ検証していくことにする。

A.O.Z Re-boot Vol.23 RMS-154 バーザムより

RMS-154[BARZAM]
バーザム(ティターンズ仕様)


まず外見上の特徴から。デザインは旧AOZとほとんど同じであるが、体型がかなり変わっていて、関節がちゃんと描いてあったり、ディテールの曖昧だった部分がはっきりしている。
股間部は流行の平面タイプを採用しているが、レジオン仕様は凹みタイプだ。両方あるのだろう。
武装のバーザムビームライフルとバルカンポッドも描かれている。

文章部分
・バーザムはハイザックやマラサイに代わる主力機。
従来の設定通り。

・バーザムは少数量産されたヘイズル・アウスラの次世代主力機(ヘイズル・フレア)の完成の遅れから開発された簡易仕様。
後で書くが、今回の設定における「ヘイズル・アウスラ」は以前紹介した「次世代量産機」と同一のものである。
そしてこれも以前の記事でも触れていたが、リブートでのアウスラ(ヘイズルにプリムローズを搭載した機種)は小数量産された設定に変わっていたようだ。以前はそんな設定は無かったはずである。
そしてバーザムは、最近設定されたばかりのヘイズル・フレアの量産機だった。9年前には設定されていなかった機体の量産機だったわけである。

・強化パーツの装着母体をガンダムMk-IIにしている。
説明を入れるが、ジム・クゥエルに強化パーツを装着したのがヘイズルであり、クゥエル部分をガンダムMk-IIに変えたものがヘイズル・フレアとバーザムという意味である。このことは次のVol.24でもうちょっとわかりやすく書いてある。というか、よく読んだら電撃ホビー2015年7月号出てたエルアライラーのラフ画にもこの旨は書いてあった。
すなわち、バーザムは、よく知られている設定の通り「ガンダムMk-IIをベースにした量産機」であった。かつ、ガンダムMk-IIを再現した量産機ではなく、ヘイズル系の量産機だった。
実のところ従来設定で「Mk-IIをベースにした」とは書いてあっても、Mk-IIそのものの量産機と書いてあることは稀だったのであるが、今回の説明はその設定に完全に沿ったものとなる。
また、これで外見が似てない理由も説明がつく。ガンダムMk-IIの再現機ではないのだから、似せる必然性がないのだ。
Mk-IIの外装は受け継がず、ムーバブルフレームなどの機構を受け継いでいるのだろう。

・バルカン・ポッドなどの既存機との互換性の高さは、TRシリーズの換装システムを実装しているため。
バーザムには最初期から「既存MSの武器が使える」という設定があるが、これを僕が今まで重視してこなかったのは、実際に持っていたことがほとんどないというか、マラサイがフェダーイン持てるのとどう違うんだというか、せいぜいバルカンポッドの説明のために苦し紛れにつけた設定というか、ともかくそんな重要な設定に見えなかったためである。
だが今回最も重要なのは明らかにこの設定だ。バーザムの「既存武器を使える」というのは、「(TR-6に匹敵するレベルで)あらゆる連邦MSの装備が使える」という意味だったことになる。

・配備状況からTR-6の開発の遅れが見える。
「TR-6ができていたらバーザムの生産は打ち切っていた」というような意味であるようだ。つまりバーザムは計画のメイン機ではなかったのだがそれなりに配備されている状況にあった。

[地球連邦軍系主力MS開発とTR計画]
Vol.23には設定だけでなく、かなり新情報を含む系譜図が描かれている。若干端折ってる気配はあるが。

まず文章解説
>ジェガンの下半身はTR系列機やバーザムの影響
まあ前からバーザム周辺では言われてた話ではあるが、TR系列の影響もあるという。バーザムはともかくTR-6もアナハイムに渡ってるのか?

系譜図の変な機体群についても見ていこう。
●ヘイズルアウスラ
ここに描かれているのはAOZ1の系譜図で「次世代量産型試作機」と命名されていた機体だが、ヘイズル・アウスラと区別しなくなったようだ。
そして以前の記事でも指摘した通り、なぜかアウスラが量産されていたことになっている。
さらにこれが鹵獲されてネモカノンになっているが、これは持ち逃げされた高機動型ガルバルディβ由来じゃなかったのか?
アドバンスドヘイズルが系譜から端折られてるので、それに伴い表記が適当になってるのか、それとも本当にアウスラが鹵獲されたことになってるのかどっちなんだろう。

●バーザム
なぜか建機ザムではなくTV版バーザムで描かれている。別々に発表されたならともかく、同じ回でデザインリファインということもなかろう。
AOZ世界にTV版バーザムは共存している。
では系譜に描かれていない建機ザムとはどういう関係なのか。思うにTV版と建機ザムは説明上は大差ないものであり、今回の設定がほとんどそのまま適用できるので、片方だけ描いておけばよいということではないだろうか。
そして、そこでTV版を選ぶ動機としては、センチネルのようにTV版の存在そのものを否定しているわけではないという意味に受け取った。
それにバーザム改の存在を肯定しておいて、この期に及んでTV版だけ否定ということもないはずだ。

●改
バーザム改である。適当な説明しかないとはいえ、まともに公開された設定でTV版とバーザム改を区別して扱ったのは初めてではなないだろうか。まともじゃない設定なら過去にもあったが。
「高級化先祖帰り」という表現から上位機のように見えるが、TR由来の発展性は失われているようにも見える。
この機体はネモのラインに合流しているが、バーザム改もアナハイムに流れたのだろうか。

●次世代実験機
以前「次世代試作機」と呼ばれていた個体だ。ガンダムMk-IIの前身にあたると予想されていたが、今回の系譜図ではその位置ではなく、矢印の向きから見ると、クゥエルからMk-IIっぽく仕上げたジム3の原型機といったところだろうか。
この系図通りだとすると、ジム3がTR・ティターンズ系の影響下にあることも意味する。すなわちジム3はティターンズが実権を握っている時期から開発されていたというふうにも取れる。

●GM2
ジム改型ジム2である。AOZ1に登場した「ジム改高機動型」という機体が「ジム2仕様のジム改」に近い存在であり、そのようなアップデートが可能であったことは示されていたが、今回の図に描かれているものはより完全に「ジム改から作ったジム2」になっている。

●GM3
ジム改型ジム3である。なんだこりゃ。
ジム3はジム2からアップデート可能という設定があり、ジム2はジムからアップデート可能であるという設定がある。すなわちジムからジム3にすることも可能なのではないか?と言われていたが、それをジム改でやった個体がここにあったのか。
しかも隣のヌーベルGM3と微妙に共通部品が見える。ヌーベルはジム改系列の新規設計機だったと言い張るつもりなのだろうか。

●ネモ
鹵獲したMK-2がネモにつながっている。新約Zでは鹵獲前からネモがいたりしたが、あの描写はまあ考慮する必要はないかな…

●AOZ
電撃ホビー2015年7月号によると、ガンダムTR-Sはアナハイムの手に渡り、「ADVANCE OF Z計画」なるものに変化し、MSA-0012という型番になったらしい。それが系譜図における「AOZ」。
TR-S「ヘイズル・フレア」関係はまだ不鮮明な部分が多いが、今回の図で「AOZ計画」がネロにつながることは確かなようだ。
そしてMSA-0012というのは、センチネルの設定にだけ存在するラムダガンダムの型番であり、これはもともとネロの上半身のモデルになっているという設定が存在する。
ラムダガンダム自体はどんなものだったのかちゃんと設定されていないのだが、どうやらTR-Sがラムダガンダムを意識して設定されていることはほぼ間違いない。
ただ現状出ているヘイズル・フレアはネロとほとんど似ていないので、もうちょっと何かはあるのだろうが。

[プリムローズ2]
少なくとも建機バーザムには脱出ポッドのプリムローズ2が入っていることが確定。ヘイズル・アウスラの次の機体なのだから当然ではあった。
そして腰には羽根につなぐためのドラムフレーム。TV版からずっとあるリアスカートの羽根は、プリムローズにつなぐためのものだった。
しかもデザイン的にはTV版やセンチネル版に入っていても問題なさそうな感じにまとめられている。
このスカート、センチネルではムーバブルフレームでつながってると書いてあったりもしたので、それとちょうど同じ感じの説明でもあるな。

ARZ-154
[BARZAM]
バーザム(レジオン鹵獲仕様)

今回のシリーズの漫画中に登場するレジオン鹵獲仕様。デザイン面ではスラスターの追加や変更などが見える。股間部が凹みタイプ。モノアイが緑になっている。
文章解説によると脚部ユニットの増設は元来の換装システムの範疇とされており、レジオン特有の仕様ではない。バーザムの特徴はこの発展性だったのだ。
バーザムはTR-6に系譜が近いことを理由にエリート機であるとのことだが、性能面でのアドバンテージは特に書かれてないことにも注目したい。

[レジオン軍での強化仕様]
TR-6用の強化パーツは既存MSにも使えると書かれている。バーザムも使える。これがグリプス戦役時に叶わなかったTR計画の正規の運用法。
だからバーザムはTR-6と同様に、こうした追加装備の使用に長けたMSだったということなのだろう。ただしその装備はレジオン時代まで間に合わなかった。バーザムはグリプス戦役時代には真の能力を発揮していなかったのだ。

これがどういうことかというと、素のバーザム自体は際立った特徴がない機体だったという既存設定に沿ったものではないだろうか。
今回大量に出た設定だが、バーザム自体の性能的特徴には全く触れていなかったりする。強いとも弱いとも書いてない。

設定画ではレジオン仕様の脚部や肩の追加装備について説明している。Mk-Vのサーベル(バックパックから脇下に回してビームガンになる)やF91やゴッゾーラとの関係が書かれているがバーザムからそこまで考える必要があるのだろうか…

[胴体部の構造]
TR-Sの発展完成型がTR-6であるのに対し、TR-Sの簡易設計型がバーザムであり、バーザムの胴体はTR-Sから変形機構が省略されたものであることが書かれている。バーザムは元可変機だったのでは?という俗説が何気なく肯定されている。
「股間装備」はオプション換装式で、これもTR-Sと共通の特徴だというが、どんなオプションがあるんだ?やっぱり股間部メガ粒子砲?
説明だとドラムフレームとグランユニットが接続できるようだが機構がよくわからない。

イラストでは胴体と一体化してるバックパックについて言及。これは脱出時の外装パージをしやすくするための構造であり、これもプリムローズありきだったということになる。
またバーザムに似たものが使われていたヴァナルガンド(ヴァアルガンドと誤字ってる)のリアスカートに言及。飛行用サポート部品ということだが、あの羽根くらいで飛行に役立つんだろうか…
胴体装甲はハイザックキャノンのもの。バーザム用のプリムローズIIはTR-6のスプレッドビームを省略した別仕様らしい。


A.O.Z Re-boot Vol.24 RMS-154 バーザム その2

RMS-154
[BARZAM]
バーザム

文章解説によるとバーザムの位置づけは実験機に対する簡易生産機。
装甲板は増設ではなく一体式になっていることになっているので、ヘイズルのように脱ぐことはできないのだろう。

RX-121-1 ガンダムTR-1[ヘイズル・アウスラ]
ここで「ヘイズル・アウスラ」と書いてあるイラストは、かつて「次世代量産機」という名で発表されたものだ。Vol.23と合わせて、「次世代量産型試作機」「次世代量産機」はどちらも「ヘイズル・アウスラ」の別名だったことが確認された。
ここの説明にある通り、ヘイズルはジム・クゥエルに強化パーツを装着したものだったが、「次世代主力機」(=TR-Sヘイズル・フレアとほぼ同義と考える)はガンダムMk-IIに強化パーツを組み込んだものであり、バーザムはさらにその簡易型であることが明確になった。
だからバーザムはガンダムMk-IIをベースにした簡易量産型だった。しかも、最近見られるようになった「ティターンズ系技術者に設計変更されたせいでMk-IIから姿が変わった」という設定も、「ティターンズ系技術者」をTR関係者と読み替えればだいたいあってた。
そしてここにもバーザム改を示す「さらにガンダムMk-IIに近づけた仕様の改良機も存在する。」との記述あり。一説とかじゃなく断定。
改良機ってことは少なくとも性能的には上なんじゃろうか。

TR計画による
次世代主力機開発

バーザムはヘイズル・フレアの一部機能を省略して「生産施設の移転」をして「限定生産」された「暫定的な主力機」だった。
つまりバーザムは本格的な量産機ではないという既存設定は正しかった。ただしその主たる理由は、これまでに指摘されていた構造や性能によるものではない。最初から本格的に量産する予定ではなかったのだ。
かくしてバーザムは主力機であるという設定と、本格的な量産機ではないという設定を両立してみせた。そこまでやるか。
コンペイトウ生産でないことも、詳しい説明ではないが一応説明している。

さてバーザムの開発はヘイズル・フレアの遅れを受けてのものである。そしてヘイズル・フレアの遅れた理由は「TR-6への仕様変更」によるものだという。これは作ってる途中でTR-6にシフトしていったという感じ?
TR-6がヘイズル・フレアの遅れに影響しているということは、開発の始まった順としてはヘイズル・フレア→TR-6→バーザムの順になるようだ。
2015年7月号によるとヘイズル・フレアは一応完成していたようだが、TR-6とどっちが先に完成していたかは微妙な感じ。

[胸部:複合増加装甲の開発]
[腕部:強剛性腕部ラッチの開発]

ロゼット陸戦強化形態(試作プラン)に採用されていたラッチとの関係が示されている。胴体はハイザックキャノンのと同型。
腕のラッチはビームライフル専用のものという認識だったが、強剛性ラッチというくらいだから何かすごいのかもしれん。
ラッチということは、エネルギー直結型ビームというわけではないのかな。

[胸部装甲様式、構造の開発]
[ドラム式換装フレームの開発]

胴体はキハールやウーンドウォートと類似のものであるとはっきりさせた。特に素のウーンドウォートはバーザム系MSと言ってもいいくらい似ているかもしれない。

[頭部:強化型センサーの開発]
[股間部:汎用ラッチの開発]
[脚部:大型スラスター、踵部ヒールノズルの開発]

どれもアドバンスド・ヘイズルまでに完成しているものだが、比較画像はヘイズル・ラー第二形態とハイザックヴァナルガンド。
時期的には頭部センサーはヴァナルガンドのほうが先か。
股間部が複数ある理由については「汎用ラッチ」と言い張るつもりのようである。この画像のヘイズル・ラーの股間部はフルドド由来のパーツで、機能としてはスラスターか?
バーザムの股間の取り換えが可能という設定が最初からあったとすると、藤岡建機は2007年の時点で股間が平面だったことに気付いていたように思う。

[脱出ポッドの開発]
[解放型バレルおよび
シールド一体型武装の開発]

プリムローズである。フィン・ファンネル、アームドアーマーBS、Vダッシュガンダムのビームスマートガンと続く解放型バレルのビーム兵器の原点はこのプリムローズらしいのだが、その次にバーザムが入っていた。
あの謎の爪状パーツが開放型バレルだったなんて…
また謎ビームライフルがシールドを兼ねていることもここで明らかになった。なるほどバーザムは確かにシールドを持っていないが、ビームライフルがそれを兼ねていたということか…面積が小さい気がするが…

RX-124 バーザムII
TR-6のバーザム形態?
以前触れたように素バーザムに対応しているのはギャプランIIである。じゃあこのバーザムIIは何なのだろう。バーザムの特徴は汎用性そのものにあり、もとから汎用性の高いウーンドウォートをバーザム化しても大した利点は無いのではないか。これは素バーザムより性能の高い真のバーザム形態?それともバーザムではなく、バーザム改やガンダムMk-II、ヘイズル・フレアに対応する形態なんだろうか。
複数の武器が重なったライフルはビームライフル+グレネードを持っていたバーザム改に近いし、バンシィ・ノルンのリボルビングランチャーにも似てる。というかツノ割れるしバンシィと共通点意識してるんじゃないか。
そもそもリボルビングランチャーがバーザム改っぽいし、ビームライフルもアームドアーマーBSに近づいたので、バンシィとバーザムは妙に接点ができてしまっている。

漫画に出ている特務部隊隊長機は「手足がバーザムで、胴体と頭だけバーザムII」のようだが、こういう場合はバーザムなのかウーンドウォートなのかどっちと解釈するんだろう。


今回明らかになった設定としては以上となる。

バーザム年表
情報を整理するため、以下のようなバーザム年表を考えた。
バーザム年表
最初に。今回の「A.O.Z Re-boot」(AOZ3とする)だが、火星の描写が前作「刻に抗いし者」(AOZ2)とかなり明確に矛盾している
TR-6がどんどん出てくるあたりから考えても、正直初代AOZとの整合性もかなり怪しい。AOZリブートはパラレル的な要素の強い作品であると言える。
ただ、火星が出てきてF90へのつながりを持ってきていることと、ティターンズの核攻撃計画のくだりについては前作AOZ2にそっくりであり、影響を受けたようにも見える。
無視はしていないのだと思うが、整合性は取っていないようであるため、このような年表で時系列を比べる意味もないかもしれないが、それを承知の上で作った年表なので、ともかくこれを基準に考えてみたい。

AOZバーザムの原型であるヘイズルの登場は84年12月である。小説の単行本だと83年12月になっていたがムックでは84年、漫画版の年表でも84年になっていたので誤植だろう。
85年8月のヘイズルの大破はプリムローズ開発の始点であるらしい。キハール(ドラムフレーム)やヴァナルガンドの登場時期はあまり問題ない。問題が出てくるのは87年のガンダムMk-IIの奪取からだ。
小説によるとガンダムMk-IIの存在が公になったことで、ジム・クゥエルの強化を中心に進めていたTR計画にも影響を与えたとされている。ここがTR-6やヘイズル・フレアの開発スタートととも思える。ここからMk-IIベースになったのもこれがきっかけだったとすると辻褄があっているようだ。バーザムの開発開始はこれらよりは後なのだろう。
一方バーザムの原型がほとんど出来たのはアドバンスドヘイズルだが、漫画と小説で登場時期が異なっている。なんかどっちが正史とかそういう関係ではない気がするので両方記載したが、5月でも3月でもちょっと遅い感じはする。
バーザムの完成は7月。これはニューギニア基地の陥落時期が7月であるためだ。AOZ2の描写だけでなく、アウドムラのニューギニア攻撃は7月ごろという設定は前からあるようだ。それ以前にこの設定ができた理由としてアニメで7月ごろにニューギニアを攻撃する旨の発言があるので、どこ発祥の設定かは問題ではなく、7月くらいにしとかないといけないのである。
これを動かすのはかなり難しい。アドバンスドヘイズル以降と考えるとどんなに早くてもバーザムの開発開始は3月以降であり、7月末にはできていなければならない。
30分アニメの制作スケジュールか?!

7月にできたバーザムだが、ちゃんとした生産機が実戦投入されるまではタイムラグがある。アニメに初登場した11月の時点でもまだ新型扱いなので、7月生産機はイレギュラーなものなのだろう。それはいいのだが、ヘイズルアウスラの登場も11月だった
ちょっと待てアウスラからバーザムを作ったんじゃないのか。
以前の記事でアウスラ→バーザムと単純に考えられなかった理由は、プリムローズがバーザムに入っていると思わなかったのもあるが、大きいのはこれである。AOZでのアウスラの登場はバーザムより遅い
今回の設定でバーザムはプリムローズ以降ということになるが、T3部隊ですら11月までテストしていないプリムローズを7月のバーザムに採用できたとはいくらなんでも考えにくい。
7月~10月生産のバーザムにはプリムローズが入っていない?
わからない。そういうふうに勝手に解釈することはできるが、従来の設定より大幅に早くアウスラができていたと考えるのとどっちがマシな解釈だろう。

TR-6は11月ごろには原型ができあがっていたようである。そこからイズミールで2月まで開発を続けていたのだろうか。
11月以降のバーザムにプリムローズ2が入っていること自体は、まあ大きな問題はないように見える。
ヘイズル・フレアの完成時期はわからない。ヘイズル・フレアがネロに影響しているのだとすれば2月完成では遅すぎるが、本当に影響しているのかもよくわからない。ここに判断を下すのはまだ先の話になるだろう。
2月には核攻撃の命令書(ジャミトフによるものだとされていたが、偽造の可能性もある)が出ており、ハティによる核攻撃が計画されていた。エルアライラーもあるいは同じ命令を受けていたものなのだろうか。時期的には2月より早く完成していても大丈夫か…?このへんもまだ謎だ。
グリプス戦役の終結までにエルアライラーは完成していたと思われるが、グリプス戦役の終結は4月という説もあるため一応年表に記載した。

バーザム改を肯定するということ
複数種のバーザムを肯定すると、従来の設定だけでは以下の説明がつかなかった。
・なんで凡庸な量産機のバーザムに骨格レベルで違うバリエーションがあるのか?
・骨格レベルで違う機体なのに型番が変わらないのは何で?

今回の設定はこうした問題を解決し、バーザム改を肯定する下地を作るものでもあった。もともとMk-II成分を持っているバーザムはTR-6なみの発展性を持つ機体でもあり、胴体や頭部をそのままTR-6に変えることもできるが、よりMk-II濃度の高いパーツに入れ替えてもバーザムとして成立する。
バーザムはTR-6と同じく、こうした劇的なバリエーションが存在すること自体を前提の機種だったのである。
型番が変わらないのも、TR-6と同じルールが適用されているのだろう。TR-6がどのような形態であってもRX-124であるのと同じで、バーザム規格を満たしている限りは全てRMS-154から変わることは無い。

逆に言うと、これくらいの壮大な背景を持ち込まねばバーザム改の肯定は不可能だったのではないか?
「工廠が違う」「ジム系とパーツ共有」みたいな安易な「解釈」だけで乗り切ろうとしていなかったか?
もしくは「バーザム改のほうが間違ったバーザム」と乱暴に切り捨てようとしていなかったか?
自戒せねば。

全てのバーザムにプリムローズは入っているのか?
系譜図に描かれたTV版が「名前までは変わらない、少々仕様が違う程度のバリエーション機」だとすると、大きな違いは胴体のデザインにある。さっき言ったようにプリムローズを採用しなかった機種などであると勝手に仮定することは可能である。
何しろ今回の設定で「バーザム=ガンダムブレイカー説」はほとんど肯定されたようなものであり、胴体が丸ごと違う程度のバリエーションも存在していて自然だ。その程度の差異ならRMS-154バーザムの範疇に入る。
プリムローズの有無はバーザムを構成する必要条件には含まれてるとは言えない。

しかしながら、胴体の形状だけでは入っていることを否定する理由としても弱い。リアスカートの羽根は、必ずしもプリムローズ用ではないが、全てのバーザムの共通点だ。だから入れることも可能。
もちろんテレビ版バーザムの脱出ポッドが機能した描写などこれまで存在しないことは、これを考えたデザイナーもよく知っていることだろう。機能した描写がないのだからプリムローズだったかもしれない。

……と思ったが、AOZ2の最終話でバーザムの脱出ポッド機能してたわ。
前作の描写を無視しないのであれば、「プリムローズなしバーザム」は存在することが確定した。
無視してるかもしれない。

何が言いたいかというと、プリムローズが入ってない機種が存在する可能性を残しておけば、後でバーザムの出るマンガやアニメが出てきて脱出ポッドが動いたりしても大丈夫だ。テレビ版バーザムにはプリムローズには入っていないと言い張れる下地を残しておいたほうがバーザムの存在強度が強い。
その一方で、勝手にテレビ版やバーザム改にプリムローズを仕込んでも大丈夫である。
プリムローズの有無についてはどちらに転んでも説明可能であるというのが当ブログの見解となります。だから各メディアは建機設定にとらわれず(囚われてもいい)バーザムを遠慮せずに出してくださいお願いします。

バーザム改はどうだろう。僕は建機ザムの胴体がセンチネルに似せてある理由は、バーザム改の存在とMk-2系譜の肯定のためだと思っていたが、それだけではなかった。これはバーザム改にもプリムローズが入ってると言い張るための伏線だったのではないだろうか。
バーザム改は全体的な構造はMk-IIに近く、装甲一体型バックパックでは無いため、プリムローズが入っていると不自然な気はするのだが、この胴体がもともとMk-II的でないのも事実であり、こちらも入っていると言い張ることは可能なようである。

プリムローズ2に羽根がついてること
さて今回の文章設定に書いていないことであるが、このプリムローズ2はTR-6のものと違い、明らかに大気圏内飛行を意識した羽根がついている。バーザム用プリムローズIIは全てこの仕様ということになる。
これって、1/220バイアランの箱の「バーザムはバイアランと同じ大気圏内用MS」を肯定するものでは…?
AMBAC的なアレで、羽根が宇宙空間で役に立たないというわけではなかろうが、どちらかというと地上用の雰囲気がある。
そもそもバーザムはニューギニア製なので、地上での運用に主眼を置いていることは何も不思議ではなかった。ただ宇宙で出てくることのほうが多かったから、そうは思ってなかったというだけである。
むしろ最初から地上戦主体で計画が始まったと考えれば、T3系なのにコンペイトウでなくニューギニア製である理由の説明にもなる。

建機バーザムが本当に地上用を意識していると仮定して、それはニューギニア基地から連想したものかもしれず、バイアランの箱に基づくものかはわからない。バイアランの箱については、ドワスを載せた総解説ガンダム辞典1.5ですらスルーしていて、僕以外でこれに触れている人間は見たことがないし、僕自身もとっくに消えた設定だと思っていた。しかし今回の設定の各方面の拾いぶりを見ると、この程度余裕で気付いて拾っていそうでもある。
ともかく建機バーザムは「どちらかといえば大気圏内での使用を想定したデザインである」と判断することができる。

バーザム改の肯定によるセンチネル設定の扱い
バーザム改がバリエーション機となった場合、センチネルの「バーザム(リファイン版)」の設定は適用可能だろうか。
とりあえずガンダムウォーの設定は忘れる。

バーザム(リファイン版)の設定はセンチネル122ページにある。だがここに書かれているのはバーザム改という別バリエーションを想定したものではないため、あくまで一般的な「バーザム」向きの設定である。今回の設定に基づき、バーザム自体が姿を変えていくことが前提のMSであり、「バーザム」と「バーザム改」は「バリエーションでありながら一緒の機体でもある」という立場に立てば、このページの解説が一般的な「バーザム」の説明になっていることの言い訳にはなるかもしれない。
しかしそれは曲解に近い気がするな。

苦しい気がするがそのまま通すとして、一般バーザムとは違うセンチネル特有の設定がどんなものか、センチネル設定がAOZ設定と並行して適用できるかどうかを見ていく。
・機体の簡略化を主眼としている
このあたりは問題ない。
・急を要するために現行生産機をベースにした
これは今回のAOZ設定に存在しない説明だが、バーザムそしてヘイズル・フレアがMk-IIベースになったことの理由づけとして使うこと自体は可能かもしれない。矛盾はしない。
・地球至上主義からMk-IIの簡易量産機案となった
…これはちょっと難しいように思う。AOZバーザムとT3系に地球至上主義の影響は見えない。それともヘイズル・フレアあたりから地球至上主義に振り始めたのか…?
あるいはT3系とは別に地球至上主義チームのMk2量産プランがあって、合流してきた…?
・ニューギニアの旧ジオン系スタッフが設計をまとめた。モノアイはその名残り。
これもちょっと苦しい。モノアイはアドバンスドヘイズル由来のものであり、ニューギニアのものではないようだからだ。アドバンスドヘイズルの一部パーツだけニューギニアで作っていたと解釈してみる?
ニューギニアがジオン系という設定もセンチネル以外ではまず見かけないものだが、こちらは問題があるわけではない。
※話がそれるが、バーザム改をペズン製バリエーションと仮定すると、ニューギニア設計とするこのページの設定も自動的にバーザム改ではなくバーザム全般の設定と解釈せざるを得なくなるのだが、そのあたりまで含めて仮定している人はあまりいないように見える。
・他の連邦MSのオプションのほとんどを使用できる
ここは完全に今回の設定と一致。
・主力MS。
これも一致。

個人的な見解としては、
「リファイン版バーザムの設定に「バーザム改」用に使える記述は無い」
「リファイン版バーザムの設定を「バーザム改を含むバーザム全般」の設定として使うことは不可能ではないが、細かい部分の整合性にやや難がある」
「だいいちそれは曲解に近いやり方である」
というわけでバーザム(リファイン版)の設定を全面的に生かすのは「ちょっと強引な解釈をしないと難しい」。
やはりリファイン版バーザムの文章設定はセンチネル内でしか使えない設定であり、バーザム改の肯定はセンチネル設定の否定になるだろうと判断するものである。

バーザム改はどういう機体と解釈すればいいか
ガンダムウォーの語るように、他のジムとかガンダムとかとのパーツの共有化とかを目指したバージョンでもいいのだが、この設定どこかの考察のパクリくさいんだよなあ…

今回のバーザム改は「高級化先祖帰り」などの記述にあるように、単独での性能では上の形態であるようだが、Mk-II濃度を高めることでそこまで性能が上がるのだろうか?センチネルの設定がバーザム改に使えるかは怪しいのだが、センチネルの数値でのバーザム改はスラスター推力が400増えた以外ほとんど同じ性能である。一方、近年ホビージャパンに3回載ったバーザム改のイラスト添付の設定だとバーザム改の性能はバーザムと全く同じだったが、この数値の信憑性は知らん。
とりあえずバーザム改がMk-II以上の高性能とは思えず、バーザムより大幅に強いということは無い気がする。いや装甲がガンダリウムだからそのぶん強いか?
見た目で言うと、バーザム改は肩と股間にラッチがなさそうで、汎用性は落ちているように見えるが、これも確かなことは言えない。今回の設定に基づくなら腕だけテレビ版に入れ替えるようなことも可能だろう。
とにかく性能向上が目的のひとつにあるということは言えるようだ。

さて、わざわざガンダリウムでMk-II似の部品を新造して(Mk-IIもジム3もガンダリウムではないので、パーツの共有目的という設定は支持しにくいんである)、ちょっとだけ性能の高いバーザム改を作る理由が他にないだろうか。
今回の系譜図を見ると、バーザム改はネモのラインに合流して、AOZ計画経由でネロにつながっている。はて、バーザム改がアナハイムに渡ったのか?しかしバーザム改が鹵獲された説明はされていない。

センチネルのバーザム改(とあえて言う)は、教導団のスペースノイド寄りの兵士が使う機体だった。考えてみれば、もうティターンズは崩壊に向かっている時期の話だ。バーザム改は最初からティターンズ寄りのバリエーションではないのではないか?
バーザムからバーザム改を作るのは容易だとして、ティターンズの負けを見越して、エゥーゴのガンダムMk-IIと互換性が高い機種を既に作っていた集団がいてもおかしくない。いやはっきり言うと「エゥーゴ寄りの勢力がGディフェンサーを使わせるためにバーザム改を作った」ということにすればスーパーバーザムが無理なく存在できるのでこの設定は使えるぞ!

ROBOT魂以降のカトキバーザムについて
前回の記事でROBOT魂バーザム公式サイトの設定だけで十分なんじゃないかと言っていた僕であるが、ここに書かれている「機体各部にマウントラッチを備えている」という設定、実はあまり見た覚えが無い…ていうかこれ今回の建機ザムの設定じゃないの?
建機バーザムは最低でも股間と肩にラッチがあるようだが、もとの設定は肩にビームライフル、頭にバルカンポッドがつくというだけである。「機体各部にマウントラッチ」というのは今回の建機バーザムの設定を先取りしていたようにも見える。

その後カトキハジメはROBOT魂に関係して3回ほどバーザム改を描いているのだが、
まず前回の記事でも触れた2013年11月号のバーザムは、「頭部がROBOT魂バーザム準拠になっているバーザム改」であった。
魂ザム顔比較この右側ね。
このような機種の設定は過去にも現在にも存在しない。

次に、2015年11月号、ROBOT魂バーザム改の発表と同時に描かれたバーザム改なのだが、
バーザム改頭部
フェイスがちゃんとバーザム改のものになっているが、トサカだけ素バーザムのままだ。これはROBOT魂バーザム改に見せかけておきながら、実際の商品とは異なる謎のイラストだった。
そんな微妙な部品単位での互換性を想定しているのかカトキ先生は。
ちなみにイラストのタイトルは「RMS-154 BARZAM」。これでもまだバーザム改ではないのかもしれない。
そして2016年3月号には、この「トサカだけ違うバーザム改(第5のカトキバーザムとでも呼ぼうか)」がGディフェンサーを装備した形態が掲載された。タイトルは「RMS-154 BARZAM CUSTOM MODE:SUPER BARZAM」。
ついに英語表記のバーザムカスタムが登場した。パワーアップ形態の名もバーザムディフェンサーではない、スーパーバーザムが正式名称だ!

余談だがこの3回描かれたバーザム改のスペック、3回ともシールドがSHILEDと誤字っている。正しくはSHIELD!
この「頭の一部がノーマル版と入れ替わってるバーザム改」のイラストは今回の建機バーザムの設定ならそのまま組み込めそうだし、ラッチの記述といい一連のイラストといい、藤岡建機とカトキハジメは談合していた可能性を視野に入れるべきかもしれない。
当然スーパーバーザムも…

否定された設定はあるか?
今回の建機バーザムの設定をまとめると、
・ティターンズ主力機。
・構造が独特。
・ガンダムMk-IIをベースにした簡易量産機。
・けどティターンズ系技術者(TR)に設計変更されている。
・既存MSの武器を使える。
・素体だけでは実力を発揮していない(性能に目立った特徴が無い)。
・本格的な量産機ではない。
これがバーザムだった。表面に浮き出る設定は変わっていない。多数の設定を追加しながら既存設定にほとんど干渉することなく、矛盾した設定すら肯定し、系譜をはっきりさせることに成功したと言えるだろう。
もちろん細かい部分では過去設定とうまく整合性が取れていないものもあると思う。たとえば本格的な量産機でないという記述は、過去の説明では構造や性能を理由にしたものだった。今回のものはそもそも限定生産機なので理由が根本から異なる。
またバーザムはガンダムMk-IIそのものの量産機ではないことになった。確かに「Mk-IIをベースとしている」と書かれている文献は無数に存在するが、明確に「Mk-IIの量産機」と書かれている本は滅多にないのではあるが、たまにそういう書き方をしている資料があれば、どちらかといえば否定にあたるかと思う。
ただまあ、これらが決定的に矛盾するというわけでもないだろう。というより、もともと不安定で矛盾ぎみだったバーザムの諸問題を何とか解決した超設定じゃないかと評価したい。

完璧すぎるのが問題だ。公式な媒体に載った設定の肯定という意味では完璧だ。しかしながら、それは各方面で行われていたバーザム研究者の俺設定には激しく抵触しているだろうと考える。
遠大な系譜を前提にようやく存在を分離されたバーザム改、プリムローズが入っているという破壊的説明、公式な媒体に載っているのに独自解釈ではだいたい無視されてきた設定も肯定と、これまでのバーザム業界の俺設定、あるいは公式媒体でもやっている中途半端な説明に対するアンチテーゼ的な意思すら感じる。
今回のものは既存設定を肯定したうえでバーザムの系譜そのものは大胆に創作している。オリジナリティもあるが、ありすぎると言える。
俺設定界隈で、ジム・クゥエルからゴッゾーラまでつなげた者がこれまでいただろうか。いるわけがない。
当然、そのオリジナリティが気に入らない人もいると思うわけである。
定着するのかどうかもわからない。今回のAOZ自体もこれ公式外伝としてどうなんよという描写も多々あるし、なんやかんや否定に走ってくる人もいると思う。単行本だっていつ出るかわかったもんじゃねえ…

僕としてはこういう話が楽しかったから、良いものだったと思うのである。
[ 2016/06/07 23:30 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

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